TA(交流分析:Transactional analysis)をディスカバリーカードで楽しく簡単に。

理事 松井直輝

一般社団法人トランザクショナルアナリシス協会 理事 松井直輝

大阪生まれ。56歳。
1997年アメリカボストン郊外のセイラムで日本人初のTA教育分野での国際資格(CTA)取得。
現在は国際TA協会 准教授メンバーとして経営者をはじめ多岐にわたるセミナーを開催。
学校法人泉新学園 晴美台幼稚園 みついしこども園理事長・園長
社会福祉法人泉新会認定こども園 輝きの森学園  理事長。
NPO法人エンジェル・サポート・アソシエーション 理事長
株式会社教育システム研究所 所長  松原市教育委員
大阪府倫理法人会 大阪北区 相談役
 私は20代後半にTAに出会いました。ということはもう30年以上もTAに関わっていることになります。今でもTAに出会った時の衝撃は忘れられません。特に「幼児決断」という言葉には大きな反応を示しました。なぜなら私は幼稚園の仕事をしているからです。私が携わっている子どもたちが、まさしく今、人生に大きな影響を与える「幼児決断」をしているのなら、そのことをもっと学びたいと強く感じました。
 そこで私はTAの国際資格を取得するために勉強を始めました。私の先生はアメリカ人のヴァル、ガーフィールド女史です。今では現役を引退した90歳を過ぎたおばあちゃんです。世界で最も私のことをよく知っている恩師です。彼女から何百時間というレクチャーを受け、TAのレクチャーを1500時間以上実践し、論文を書き認められて初めて国際TA協会の公認交流分析史(CTA)の試験を受けられます。私は1997年7月30日にボストン郊外のセイラムという地で試験を受け、日本で初めて教育という分野で合格しました。今ではTA101インストラクターとして活動しています。
 このTAを使っていろいろな分野でセミナーを行っています。幼稚園ですから子育てのセミナーを行います。また、社員教育にも活用できますし、経営者セミナーも行っています。
 TAの大きな特徴は「自分に目を向ける」ことです。他人を分析するのではなく、自分を分析するのです。その結果自己成長につながっていきます。これを「主体変容」と言います。過去と他人は変えられない。変えられるのは今ここの自分と未来だけです。
 しかし、自己成長には活用できるのですが、自分以外の人にはなかなか活用しづらいのです。私のように資格を取ればいいのですが、それには莫大な費用と、時間と、情熱が必要です。なかなかそこまでには至りません。そんな時にTAの受講生の仲村さんから「カード」の提案を受けました。その時これなら簡単にいろいろな人に使えると感じ、5種類のカードを作成しました。人間関係が発生する関わりにおいてはすべて活用できます。当然自己成長にも活用できます。
 TAの神髄を簡単に、しかも楽しく取り組めるカードです。多くの方の参考になることは間違いありません。ぜひ一度お試しください。




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